煙からの避難方法
火災時の被害者は、逃げ遅れて、煙に巻かれて避難ができなかった事が多いのです。煙は温かいときは上部を漂います、その間に下部に空気の層ができるので、その空気を吸いながら避難する事が大事です。煙は横に漂う時は、人の歩く程で遅くゆっくりとした速度ですが、階段や上に抜ける道ができると煙は横に漂う速さに比べ6倍ほどの速さで上昇してきます、急に速度が早くなり、避難が困難となります、温かい煙であれば上部を漂うので、階段で遭遇した煙から避難する対策は、袖やハンカチ、布で口や鼻を覆い、中腰になりできる限り逃げてください、その時には目に煙を入れないようにしてください、バーベキューで調理した経験はございますが、また花火他、煙は目に入るといった経験はございませんか、煙が身に入ると刺激があり、目を閉じることによって、心理的動揺が発生し、視覚が奪われるために避難路がわからなくなり、避難ができなくなってしまいます、その場所で立ち止まり、煙が冷やされ下部に煙が漂い、空気層がなくなり、呼吸困難となってしまします。火災の初期に、いかにして逃げるかが需要です、外に出ればいいのです、外階段があれば外階段から逃げる事も良いと思います。
【煙の刺激性による心理的影響】
1、火災の煙は薄い濃度でも目がちかちかし 涙が出て、喉がヒリヒリするような生理的苦痛から、心理的に動揺します。
2、火災避難時には建物内で視界が小さくなるなど安全な避難経路がわからなくなるため心理的動揺がさらに激しくなります。
→避難が遅れる要因と思われる
被る事で、避難が可能、ゴミ袋があれば空気を入れて被り、空気層がある間に速やかに安全なところまで避難する事も良いでしょう。また、頭部を熱い煙から守り、視覚を確保し、呼吸もできる、ポリイミドフィルムといった、約200℃でも熔けないフィルムで、顔への火傷の二次災害も回避する可能性が高い、軽量でコンパクト、カバンにも収納できる商品もございます。
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