毎年、消防職員(消防士他)の3,000人強の方が定年で退職されました。地方公務員法の一部を改正する法律（令和３年法律第 63号）により、令和５年４月１日から地方公務員の定年が段階的に引き上げられ、消防行政に残る方もいらっしゃいますが、役職定年制の導入等に伴い、高齢期職員のモチベーションの低下やその能力が十分に発揮されない状況も想定されます。そこで役職定年後、民間でネクストキャリアを求める方も少なくありません。長年の消防行政で習得した資格や経験を生かし、民間企業様が望まれる安全対策や危機管理関連職の指導者や管理職、専門職他へのセカンドキャリアをサポートする人財紹介企業、株式会社近代消防社 成功会をご紹介致します。求人企業の総務や人事部の皆様、ご紹介させて頂きます、職業紹介企業の株式会社近代消防社 成功会に消防職員のご用命、ご質問などございましたらお気軽にお問い合わせ下さい、下記ご案内させて頂きます。
段階的な引上げ期間中の定年と完成型の定年
国家公務員法等の一部が改正された、平均寿命の伸長や少子高齢化の進展を踏まえ、豊富な知識、技術、経験等を持つ高齢の職員に最大限活躍していただく為に、定年の65歳引上げとなります。国家公務員の定年引上げに伴い、消防職員（地方公務員）の定年も60歳から65歳まで2年に1歳ずつ段階的に引き上げられることとなります。
消防職員の転職理由
地方公務員である消防職員、雇用は安定しています、しかし、定年を迎えて退職する方もいれば、中途で退職される方も少なくはありません。社会貢献度は高く、大変厳しい仕事に従事されていますが、どうしても退職せざるを得ない理由を想定してみました。
身体的・精神的なご負荷
身体的・精神的に非常に過酷な職種です。長時間勤務や緊急状態時のストレス、危険と隣り合わせの状況での瞬時の対応、身体面・精神面を激しく消耗させる要因となる事。
仕事と生活の調和の難しさ
不規則な勤務体制、家庭やプライベートな時間を確保することが難しい。これが、家族とのコミュニケーションの有意義な時間や気分転換の為の個人の趣味に十分な時間を割けないと感じる。
キャリアの成長
一部の消防職員は、長期間同じポジションでの作業や昇進の機会に限界があると感じる。
昇給制度はありますが、報酬を上げるためには役職に就く必要がありますが既に上位職のポジションが埋まっている場合は、そのポストが空かない限り、昇給できないというジレンマがある。
心理的な影響
トラウマや心理的なストレスを引き起こし、長期間にわたってこれに対処することが難しくなり、心理的な健康の維持ができなくなる。
目標や関心事の変化
社会的地位の高い消防職員ではあるが、入職したその後、時間とともに目標や関心が変わる事はございます。その変化に伴い、他の分野に興味を持ち、活躍の場を変えたいと思う。
地理的な理由
家族の都合、家庭の事情など、転居の必要性などにより、今までの勤務が不可能となる。
消防職員から民間企業へ転職する際の心構えと準備
自己分析と目標の設定
ご自分のスキル、経験、興味を振り返り、興味のある職種や業界を考えてみる事です。目標を明確に定め、方向性の明確化。
スキルの評価と補完
消防職員時代の経験、リーダーシップ、即応危機対応能力、チームワークなどのスキルは、民間企業でも重宝されます。足りないスキルや知識を洗い出し、それを補うための向上心を持ちましょう。
履歴書と職務経歴書を記載
一度、ご自分を見直すために、民間企業が求めるキーワードや要素に合わせて表現し直しましょう。具体的な業績や成果を強調しコメント欄に記載。
人脈を再点検
自分が興味を持っている業界や職種に関連する人間関係の再点検、SNSを活用し、他業種のコンタクトを広げて情報収集をお勧めいたします。
面接の心構え
転職先企業との面接に備えて、自己紹介や経歴を簡単で明確に伝える練習。消防職員で培った経験が如何にして企業貢献できるかを具体的述べる事ができるかを練習。
柔軟性と適応力の向上
新しい環境に即時適応し、柔軟に対応できる心構えを持つことが重要です。
希望職種の研究
希望転職先の業界や具体的に希望する企業があれば詳しく調査し、その企業週間や価値観に合致するかどうかを確認、その業界人からアドバイスをいただく事も重要。
元消防職員が有する資格
救急救命士／応急手当指導員／大型自動車／大型特殊自動車／けん引免許／玉掛け技能講習修了／足場組立等作業主任者／小型移動式クレ－ン／運転技能／移動式クレ－ン／潜水士／酸素欠乏危険作業主任者／硫化水素危険作業主任者／小型船舶操縦士／危険物取扱者／ガス溶接作業主任者／毒劇物取扱者／高圧ガス製造保安責任者／消防設備士／消防設備点検資格者／陸上特殊無線技士／整備士／その他
消防職員としての経験とスキルが直接活かせる職種
防災・安全管理担当
仕事内容：企業や施設の防災計画の策定、訓練の実施、安全管理の監督。
理由：消防職員としての防災知識と対応経験が活かせる。
セキュリティマネージャー
仕事内容：企業やイベント会場のセキュリティ計画の策定、実施、リスク管理。
理由：緊急対応のスキルや危機管理能力が役立つ。
救急救命士・医療関連職
仕事内容：救急対応、医療機関での救命処置、患者輸送。
理由：救急対応の経験がそのまま活かせる。
トレーニングインストラクター
仕事内容：消防訓練、救急救命講習、安全教育の指導。
理由：消防職員としての訓練経験を他者に教える役割が合っている。
保険査定員（火災保険・災害保険）
仕事内容：保険の査定、リスクアセスメント、被害評価。
理由：火災や災害の知識を活かして正確な査定ができる。
建設・不動産関連職（消防設備士、点検員）
仕事内容：防火設備の設計、施工、検査・メンテナンス。
理由：防火に関する知識と規制の理解が役立つ。
リスクマネジメントコンサルタント
仕事内容：企業や組織のリスク評価、対策の提案、災害対応計画の策定。
理由：危機管理の経験がコンサルティングに活かせる。
物流・運送業界の安全担当
仕事内容：輸送の安全管理、事故防止対策、従業員の安全教育。
理由：安全管理の知識と緊急対応能力が重要。
元消防職員を管理職として採用して頂きたい業界
医療・福祉業界
病院やクリニック
安全管理、緊急対応計画、防火対策、スタッフ教育。
介護施設
防災計画の策定と訓練、緊急時対応、リスク管理。
教育業界
学校や大学
校内安全管理、防火・防災訓練、リスク評価と対応計画。
研修機関
安全教育プログラムの開発と実施、緊急対応訓練。
製造業界
工場
安全管理、労働者の安全教育、リスク評価と対応、防火対策。
倉庫
防災計画の策定、リスク管理、設備の安全点検。
建設業界
建設現場
安全管理、防火・防災計画の策定と実施、労働者の安全教育。
プロジェクトマネジメント
リスク管理、緊急対応計画、法令順守。
交通・運輸業界
バス会社
緊急対応計画、安全管理、リスク評価と教育。
鉄道会社
鉄道安全管理、防火対策、スタッフ訓練。
小売・サービス業界
ショッピングモールやデパート
防災計画の策定、緊急対応、顧客安全教育。
娯楽施設
安全管理、緊急対応、防火・防災訓練。
不動産業界
ビル管理
防災計画、防火対策、安全管理、緊急対応計画。
住宅管理
防災教育、リスク評価、緊急対応。
エネルギー業界
発電所
安全管理、リスク評価、緊急対応計画の策定と実施。
石油・ガス
防火対策、労働者の安全教育、緊急時対応。
ホスピタリティ業界
ホテル
安全管理、防災計画、防火対策、スタッフ訓練。
リゾート
緊急対応計画、リスク評価、顧客安全教育。
イベント・エンターテインメント業界
コンサートホールや劇場
防災計画、防火対策、緊急対応訓練。
スポーツ施設
安全管理、リスク評価、観客の安全教育。
元消防職員(OBOG)が活躍できる職種
-
1.安全管理者
2.緊急対応コンサルタント
3.安全教育トレーナー
4.災害復興支援スペシャリスト
5.緊急医療スタッフ
6.災害対策部門
7.リスクマネジメント部門
8.プロジェクトマネージャー
他活躍できる職種の詳細は👇こちら
株式会社近代消防社とは
全国消防職員
現職約160,000人に、前職・元職、消防行政に携わる関係者の皆様が知る、株式会社近代消防社
人財紹介の仕組み
元消防職員へ求人企業様をご紹介
は株式会社近代消防社 成功会がご相談をお受け致します。
株式会社近代消防社 成功会には、東京消防庁や地方消防を経験した
消防職員OBや民間消防防災業界に20年以上経験のスタッフ
が相談窓口として対応しているとの事。
お問い合せ先は株式会社近代消防社 成功会へ
求職者のご登録＆転職に関わるご相談＆転職先が決定後他、求職者の費用のご負担は不要、との事です。
・６０歳定年後の再雇用、65歳定年を待つ事なく無く再就職をされている前・元消防職員
・６０歳を満たす事なく、民間企業への新たな職場にご興味がある現消防職員
・ご実家のご都合で実家への戻りたい、その先での転職先も検討したい
・転職理由は様々
登録の前に、少し話を聞いてみたい、質問したい等、ご希望があれば株式会社近代消防社 成功会の消防職員専門スタッフとのメールや電話を試みて頂き、ご自身の価値を確認してみてはいかがでしょうか。株式会社近代消防社 成功会へ簡単で結構です、下記お問い合わせをしてみては如何でしょうか、折り返し、消防職員専門スタッフからご連絡をさせて頂きます、との事です。
コメント